明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年7月13日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で終わりました。　そして昨日東京都議会選挙が実施され、自公が敗北、奈良市長選挙でも民主党推薦候補が勝利するなど、政府にとって極めて強い逆風が証明された格好となりました。　特に外国人は政局の乱れを嫌いますので、売りが強まるのではないかと心配していました。

　週末比変わらず付近で寄り付いた日経平均先物は、私の心配を否定するように上昇を始めました。　１０時前に９３５０円まで上昇したのですが、それを天とし今度は右肩下がりの展開となり、朝方上げた分を帳消しにし、更にマイナス圏まで下落し、前場を終了しました。

　後場も寄付きから売られ、一旦もみ合いに入りましたが、１時２０分過ぎに大量の売り物が出て、一気に９１００円を割り込みました。　その後横ばいとなりますが、引けにかけてもう一度下がり始めて９０４０円で大引けとなりました。

　今日も為替と同じような動きとなり、前場途中から円高が進みました。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは一目均衡表の雲の中、連日もみ合いが続いています。　このまま横ばいが続くと雲の下限が切り上がっているので、自動的に雲下抜けと言うことになってしまいますので、非常に危うい状態となっています。

　ナスダックは雲の上限付近にありますが、横ばいが続くと自動的に雲の中に入ってしまい、こちらも危うくなってしまいます。

　一方日経平均先物も雲の中で、ＮＹダウ同様雲下抜けの危機が迫っています。　ボリンジャーバンドも３σ付近となり、下げ相場の流れが止まりません。

　しかし、多くの逆張り指標には買いシグナルが点灯していますので、反発が近いことも示唆していますので、短期ではノーポジションが良いのかも知れません。

　明日の日経平均株価予想ですが、流れは下。　しかし、買いシグナルの多さから考えて、一旦反発も考えられます。　今夜の米国市場が踏ん張ってくれれば良いのですが・・・。　明日、もし下へ突っ込むようなことがあれば、買いで対応が面白いかも知れません。

　ＲＳＩ、ＲＣＩ、ストキャスティクスの逆行現象にも注目です。　そろそろじゃないでしょうか？　本日は以上です。

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