明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年7月10日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小幅高で帰ってきました。　本日の日経平均先物も小高く始まりました。　ところが為替が急激に円高方向に動き、日経平均先物も同じように下落して行きました。　今日も為替に弱い日経平均先物です。

　後場は為替が落ち着き、日経平均先物ももみ合い状態となります。　所々でプラス圏へ顔を出すのですが、週末要因も加わって買い手不在とのなか時間だけが過ぎて行きました。　大引けにかけて為替が再び円高方向に、日経平均先物もやっぱり追随し、安値引けとなってしまいました。

　強さは無いものの、米国市場が落ち着いたにも拘らず、昨日に引き続き為替に振り回された一日でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは一目均衡表の雲の中でもがいています。　昨日の日中足も終日横ばいで強弱入り混じってどちらにも動けない状態です。

　ナスダックも同様で大きく上昇することが出来ませんでした。　ただ救いは一目均衡表の雲の上限付近にいて、いつでも上をうかがう用意が出来ていることでしょうか。

　日経平均先物も雲の上限付近、昨日は引け値で雲の上限を上回ったのですが、本日足を突っ込んでしまいました。　雲の上限が右肩上がりとなっていますので、もたもたしていると、調整が長引いてしまいそうです。　週足の一目均衡表では、雲の下限付近にあり、下抜けすると雲が重石となり、やはり調整が長引いてしまいそうです。

　来週の予想ですが、そろそろ梅雨明け近しと言いたいところですが、為替が円高を目指しています。　９０円説も視野に入ってきました。　９０円割れを予想する人もいますが、私は目先円高調整があると思います。　流れは間違いなく円高方向ですが、一気に上昇してきていますので、短期的な調整が必要です。

　株の方も日米共に多くの指標に買いシグナルが点灯しています。　短期的な反発はそろそろではないでしょうか。　本日は以上です。

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