明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年7月9日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇して帰ってきました。　一旦下がったのですが、ＮＹダウ・ナスダック共にダブルボトムのような日中足で、底を示唆するようなイメージでした。

　しかし、強烈な円高が進んだため日経平均先物は下げて始まりました。　円高方向への仕掛けが入り、多くの玉がロスカットルールに引っかかり、円高を加速させたようです。　その後日経平均先物は、為替が円安方向に動くのと歩調を合わせたようにもみ合いながら上昇し、本日の高値付近で前場が終了しました。

　後場は為替が円高方向に動いた為、日経平均先物もそれを追随し、安値は９２７０円までありました。　大引けは少し戻したものの、為替にやられた一日でした。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは一目均衡表の雲の中にいますが、上でも書きましたが昨日の日中足を見ていると、一旦底を打ったように見えました。　本格反騰かどうかはもう少し見てみないと分かりませんが、目先は反発しそうです。

　ナスダックにも同じことが言え、日足の一目均衡表でも、雲の上限に位置しています。　雲がクッションとなって上へバウンドしてくれれば、理想的な形となります。

　一方日経平均先物は、本日一目均衡表の雲に突入しましたが、大引けで少し戻した為、何とか雲の僅か５円上にいることが出来ました。

　昨日の予想で本日は上昇するとお伝えしましたが、為替に散々な目に合わされ、見事にはずしてしまいました。　しかしそのおかげで新しい判断材料が出てきました。

　７月３日、大きく窓を空けて下落しました。　７月８日にも窓を空け、そして本日も窓を空けました。　これで窓が３つ空いたので、明日は反発します。　酒田五法で「三空叩き込みに買い向かえ」と言う格言があります。　窓が３つ空けば一旦底ですよと言う意味です。　少し変則的な窓ですが、三空と見てよいのではないかと思います。　米国同様本格反騰かどうかはもう少し見てみないと分かりませんが、とりあえず一旦上昇するでしょう。　本日は以上です。

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