明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年7月7日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で帰ってきました。　強かったはずのナスダックが意外にも戻しきれなかったようです。

　それを受けて始まった日経平均先物は、小幅高で始まりました。　その後もみ合った後、ドスンと一気にマイナス圏へと沈みます。　１０時頃に再びドスンと下がり、安値９６２０円まで下落して止まりました。　前引けはやや戻したのですが、何やら意図的に下げたような感覚です。

　後場は前引け付近から始まり、今度は急上昇しプラス圏へと顔を出します。　しかし反発はここまでで、再び下げだし、大引けは９６４０円で終了しました。

　様子見の中、散発的な売りが出るも、底堅い動きも感じさせられた一日でした。　簡単に言えば米国しだいなのでしょうね。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウは日中さげていたのですが、徐々に戻しに入りプラスで引けました。　結果的に長い下髭のある陽線となり、一目均衡表の雲の上限を少しだけ上回ってきました。　雲がクッションの働きをし、とりあえず底を打った可能性が出てきました。

　ナスダックは結果的にマイナスとなったもののまだ余裕があります。　今夜ＮＹダウ・ナスダック共に上昇するのなら、一足早い梅雨明けとなりそうです。

　一方日経平均先物は本日陰線で引けていますので、お世辞にも良い形とは言えません。　ボリンジャーバンドの１σを割り込み、明日仮に９６００円を割り込むようなことになれば、下げが加速するかも知れません。　そして９５１０円が直近の安値ですので、これを下回ると下げトレンド確定となります。

　日経平均先物だけを見ていると、明日は下なのですが、米国市場が底を打った可能性がある為、明日の予想は期待も込めて上とさせていただきます。　ただ、ＳＱ前ですので梅雨明けはまだ先かも知れません。　本日は以上です。

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