明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年7月1日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に下落して帰って来ました。　この段階で今日の日経平均は下落を予想された方は多かったものと思います。

　本日の日経平均先物の朝の寄り付きは、６０円安と米国に敬意を表した始まりとなりました。　しかしその後すぐに上昇し始め一気にプラス圏まで戻しました。　横ばいながらも少しずつ上値を模索するような流れが続き、４０円高で前場を終了しました。

　後場は寄り付き直後に買いが優勢となり、どんどん上昇し、１００８０円をつけました。　その後は高値もみ合いとなりますが、２時過ぎに再び高値更新となる１００９０円までありました。　なんとも強いとしか言いようの無い展開の中、突然の下落が始まりました。　晴天の霹靂とは正にこのことか、日経平均先物は一気に下げ始め一時昨日比マイナス圏まで沈みました。　大引けはなんとか変わらずまで戻したのですが、ジェットコースターにでも乗っているような一日でした。

　この仕手株のような動きは、大口の投資家が絡んでいるとは思いますが、どうしても１万円には乗せさせたくない動きだと推察できます。　こちらでは情報を掴みかねています。　この背景をご存知のかたがおられましたら、掲示板にて教えて頂ければ幸いです。

明日の日経平均株価予想

　昨日のＮＹダウは寄り付き後に一方的に売られたようですが、売り一巡後は横ばい状態で、更に売り進まれることもありませんでした。　日中の動きだけでは弱いと言う印象はありませんが、日足チャートは行って来いの形で、決して上を目指すような形ではありません。　今夜の動きに注目です。

　ナスダックは２５日移動平均線の上に位置していますので、この部分だけを見れば上昇トレンドが崩れたとは言えないものの、今夜の動き如何ではわからないところまできています。　こちらも今夜の動きに注目です。

　日経平均先物は、本日後場に大きく売り崩され、長い上髭のあるローソクとなりましたが、基本的には上昇トレンドを形成し、年初来高値を狙える位置にはあります。　しかし、米国株が崩れれば、そのシナリオもなくなります。　本日の前場から後場の前半を見ていれば、米国関係なしの動きに見えましたが、いつもそうとは限らず、過去そうだったように米国株に追随することが予想できます。

　申し訳ありませんが、明日の日経平均株価予想はお休みさせて頂きたいと思います。　今のところ決め手がありません。　どう考えても今夜の米国しだいとなります。　何か情報をお持ちの方がおられましたら、掲示板でそのヒントだけでも教えてください。　本日は以上です。

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