明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月25日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に最初は上昇していたのですが、引けにかけて下げ始め、ナスダックはプラスをキープしたものの、ＮＹダウはマイナス圏へ崩れて行きました。

　それを受けて始まった日経平均先物は小幅高で寄り付き、一旦下に振れますが、その後は上昇し９７００円を挟んでのもみ合いとなりました。　そして前引けにかけて一段高となり前場を終了しました。

　後場は前引けと同じような位置からスタートし、横ばいの展開が予想されたのですが、しだいに下値を切り上げ株価は堅調に上を目指す展開となり、本日の高値９８９０円までありました。　米国株の状況がパッとしない為、これ以上は無理だったか、引けにかけてやや売られ９７９０円で大引けを迎えました。

　本日の場中の為替が円安方向へ堅調に推移したことが株高の追い風となったようです。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウの昨日の終値は８２９９.８６ドル、一目均衡表の雲の上限は８２９９.３０ドル、場中に下回る場面もあったのですが、何とか雲の上をキープした形です。　冷や汗ものです。　もし、この雲に捕まってしまうと調整が長引く可能性が高くなります。

　ナスダックは反発し上髭が気になるものの陽線引けとなりましたので、こちらの方はとりあえず安心です。　ただ２５日移動平均線を回復してから下げていますので、　ＮＹダウもナスダックも今夜が正念場となりそうです。

　一方日経平均先物は本日の上昇により、２３日に空けた窓を埋める事が出来、２５日移動平均線をも上回ってきました。　昨日と一昨日のローソク足が陰陰のはらみ線だった為、どうなるか心配していましたが、本日の陽線で下落の流れが止まったように思います。　短期の下落トレンドラインを上方ブレイクしましたので、そろそろ反騰の可能性大です。

　明日の日経平均株価予想ですが、為替の円安への流れも追い風となり、上昇と見ます。　ポイントは９９００円、これを抜くことが出来れば当然１万円、その後年初来高値が見えてくることでしょう。　本日は以上です。

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