明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月23日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に大幅下落しました。　世界銀行が世界経済を下方修正したことが原因とされているのですが、この話題は昨日日本の場中に出てきたもので、日本市場が反応薄で米国が大きく反応しました。　どうなっているのでしょう？　後付けの言い訳？

　米国株が大幅下落なら、日本株が下げないはずはありません。　売り気配で始まった日経平均先物は、９６４０円で寄り付きました。　その後も滑り台を滑り落ちるように右肩下がりとなり、９５００円台でのもみ合いへと移行します。　安値は９５１０円までありましたが、その後終日横ばいが大引けまで続きました。

　昨日の予想は大ハズレとなり、ご迷惑をおかけした事を反省しています。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは下げの２段階目に入ってしまいました。　昨日終値８３３９.０１ドルで急落したのですが、一目均衡表の雲が間近に迫っています。　雲の上限は８２８４.８９ドルですので、あと５４ドル程で、もしこの雲がクッションの役割を果たすのであれば今夜にも到達するレベルです。　私の計算では下値目処は８２００ドル付近ですので、雲の上限より少し下になります。

　一方日経平均先物も直近の安値を下回ってきましたので、当然トレンドが変わったと言わなければなりません。　そしてやはり気になるのは下値目処です。　私の計算では９３７０円、一目均衡表の雲の上限は９１５０円付近です。　６月１６日の予想で最悪のシナリオを申し上げたのを覚えておられるでしょうか？　そう、９０００円割れです。　今はこの３っのどこかで止まることを想定しています。　個人的には一番上を期待しているのですが・・・。

　明日の日経平均株価予想ですが、昨日の米国市場が下げすぎた為、下げのスピード調整が入るのではないかと考えています。　但し、大幅反発ではなく、下落過程でのスピード調整なので、小幅反発と予想するべきかと思います。　明日は水曜日、今年に入ってからの水曜日の戦績は１５勝５敗と圧倒的な強さを誇っていますので、期待したいものです。　本日は以上です。

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