明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月22日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ安・ナスダック高で帰ってきました。　方向性の無いまちまちの動きが続いています。　それを受けて始まった日経平均先物は小幅高で寄り付きました。その後株価はもみ合いながらも上昇し、９８３０円までありました。　しかし米国株がはっきりしない為、更に高値を追うことも出来ず、トレンドは下を向きます。　先週末比１０円安までありましたが、そこから切り返し、前引けは９８００円の３０円高で終わりました。　上値が重いのも事実ですが、下値も堅そうで、膠着と言う言葉が当てはまるような感じでした。

　後場はやや上から始まり、前場の高値付近でもみ合うのですが、１時を過ぎた頃突然上昇し始めます。　本日の高値９９００円までありますが、引けにかけて売り優勢となり、大引けは９８３０円で終了しました。

　個別ではＧＳユアサが乱高下しています。　売り方買い方の思惑が交錯し、正常な企業を評価するのではなく、仕手化していますので、方向性がわかりません。　デイトレでは面白いかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　ＮＹダウは２５日移動平均線をめぐっての攻防が続いています。　先月の終わりごろにもこういう攻防戦がありました。　ナスダックはＮＹダウよりも強い感じを受けますが、ＮＹダウが足かせとなり、なかなか上昇しきれないでいます。　しかし、もうそろそろではないかと先週より期待していますが、梅雨空が広がったままの状態です。

　一方日経平均先物は先週２５日移動平均線の少し上で止まり、そこから僅かずつ下値を切り上げています。　米国株しだいでは、１６日に空けた窓を埋めに行くのではと思います。

　明日の予想ですが米国株上昇を追い風とし、今日午後から上がったように上昇すると思います。　出来高は少な目ですが、崩れそうで崩れない上昇トレンドに期待したいものです。　本日の値動きから需給も良いと思いますので、今夜の米国株と為替に注目です。　本日は以上です。

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