明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月19日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で帰ってきました。　何か最近ちぐはぐな米国市場です。　それを受けて始まった日経平均先物は、小高く寄り付きました。　その後上を目指す展開となり、９８３０円までありました。　為替が円安に動いたことが追い風となったようです。　そこから為替が反転円高に進み、歩調を合わせるように日経平均先物も下落して行きました。　前引けは昨日比変わらずで終了し、為替に振り回された前場でした。

　後場はやや高く寄り付き上を目指しそうな出だしだったのですが、その後一気に売られマイナス圏へと沈みます。　しかし、徐々に下値を切り上げる動きとなり、昨日比変わらずを挟んでのもみ合いを続けます。　引けにかけては買い優勢となり、辛うじて陽線引けとなりました。

明日の日経平均株価予想

　一昨日２５日移動平均線を下回って暗いムードとなったＮＹダウですが、昨日上昇し、ほぼ２５日移動平均線まで戻ってきました。　今夜が正念場と言ったところでしょうか。　ナスダックも昨日僅かに下げたものの、２５日移動平均線の上で推移していますので、上昇トレンドが下降トレンドに変化したとは今のところ言えない状態です。

　一方日経平均先物も２５日移動平均線の上で推移し、強さは無いものの叩き売られる状況ではないようです。

　昨日も触れませたが、今夜米国ＳＱですので、アク抜けから動きやすくなることが想像できます。　私はとりあえず上だと思っています。

　日本株も一部の機関による銀行株の格上げ等もあり、値上がり銘柄が少ない中、上昇していました。

　来週の予想ですが、週初は高いと思います。　銀行株を中心に王道銘柄が強いのではないかと思います。　敵は為替だけです。

　個別では、動きが荒っぽくなってきたＧＳユアサは手を出すのは怖いような値動きとなってきました。　大相場が終わる直前の株は値動きが激しくなる傾向にありますので、日ばかりで流れに乗る超短期トレードなら勝てるかも知れませんが、オーバーナイトは避けたいものです。

　では、次の中心銘柄は何なのかと言うことになりますが、私は銀行株や太陽電池関連銘柄をマークしています。　２４日から幕張メッセで開催されるＰＶＪａｐａｎは、太陽光発電の普及とビジネスの拡大を推進する総合イベントだそうです。　本日は以上です。

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