明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月15日

本日の日経平均先物の動き

　先週末の米国市場はＮＹダウ高・ナスダック安で帰ってきました。　何かを待っているような動きが継続していて少し不気味な印象です。

　それを受けて寄り付いた日経平均先物は、下へと向かいます。　押し目を入れながらの綺麗な右肩下がりとなりました。

　後場に入っても流れは変わらなかったのですが、１００３０円を下値としてもみ合いに入りました。　もみ合いながらもやや戻しに入ったかにも見えたのですが、引けにかけてもう一度売りなおされ、やはり１００３０円まで売られました。　この辺りに何かあるのでしょうか？　大引けはそこから１０円だけ戻して終わりました。

　日経平均先物１００円安だったにもかかわらず、東証１部の値上がり銘柄数が１０００を超えると言う不思議な一日でした。　こういう現象が起こる時、日経平均採用銘柄が上がらず、仕手材料株が乱舞する現象が起こる時、　経験上その後に大相場が待っていることが多いと思います。　今はその幕間つなぎの時期なのかも知れません。　その後の相場がどうなるか、私も今は見えていません。

明日の日経平均株価予想

　米国株、ＮＹダウもナスダックも何かを待っているように足踏み継続中です。　３月からの上昇相場も４ヶ月目に入っていますので、このままのトレンドで上げ続ける事が、少ししんどくなってきているようにも感じます。

　一方日経平均先物も米国同様上昇相場４ヶ月目に入っています。　１万円を超えて達成感が出ているのかも知れません。　ここからは、よほどインパクトのある材料が出てこないと簡単には上がらないように思えてなりません。

　今までは、好材料に好感し、悪材料には目を瞑ると言う相場だったのですが、これも皆投資家心理がなす業ですので、いつ変化しても不思議ではありません。

　ここからの買いは慎重に、しかも超短期で臨むべきかも知れません。

　と言うことで、明日の日経平均は調整だと思います。　先週の勢いが今日の相場から感じられませんでした。　１万円割れも考えられると思います。　本日は以上です。

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