明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月11日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に小安くなりました。　米国株、なにやらこの辺りに壁があるのか、それとも何かを待っているのか、連日の足踏み状態が続いています。

　それを受けて始まった日経平均先物は昨日の終値と同値の９９９０円で寄り付きました。　その後は昨日の予想通り１万円を挟んでのバトルとなりました。　多少の上下はあったものの、終日１万円前後の動きだったのですが、大引けは買い方に軍配が上がったのかピョンと跳ねて１００２０円の引けとなりました。　明日の寄り付きでＳＱ値が決定しますので、後は今夜の米国市場に注目と言う事になります。

明日の日経平均株価予想

　米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に同じような値幅の中での動きが続いています。　スピード調整と見るべきなのか？　何かを待っているのか？　待っているとしたら何を待っているのか？　今夜、小売売上高の発表がありますので、それを見て動き出すことが考えられます。

　一方日本市場は、昨日１万円をつけた日経平均先物、本日１万円をつけた日経平均（現物）、ＳＱを控えて値動きこそ少なかったのですが、方向性が無いと言うより、しっかりしているようなイメージで見ていました。

　明日の予想ですが、ここ２～３日の値動きを見る限り、ＳＱ通過と言うアク抜けも手伝って、上昇すると思います。　ただ、何度も言うようですが、各種指標が超過熱状態です。　危険水域に入っていますので、exitラインの設定が必要です。

　今夜の米国市場も気になります。　ここ数日のＢＯＸ圏を抜けるような状態となれば、抜けた方に付くべきかと思います。　本日は以上です。

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