明日の日経平均株価予想

本日の推移と今後の展望

2009年6月3日

本日の日経平均先物の動き

　昨日の米国市場はＮＹダウ・ナスダック共に上昇しました。　一昨日大きく上昇した為、かなりの利益確定売りが出ていたようで、終日もみ合いが続いた末に何とかプラスで終われたような内容だったと思います。

　それを受けて始まった日経平均先物は、やや高いところからのスタートとなりました。　その後上昇するのですが、９８００円手前には、大きな売り玉が待ち構えていて、そこを買い進むことは出来ず、下へと反転しました。　しかし、売り圧力も強くなく、マイナス圏までは下がらず、少し戻して前引けを迎えました。

　後場は９７５０円付近でのもみ合いが終日続きました。　９８００円を抜く為には、米国株の一段高や円安が必要なのかも知れません。

明日の日経平均株価予想

　上でも書きましたが、昨日の米国市場は、売り買い交錯状態で方向性は無かったのですが、売りを吸収したと言うことは、それに対する買いも入ったのだと思います。　ＮＹダウ・ナスダックの各指標は、ずいぶん過熱してきていますので、自信を持って今夜上昇と予想する自信もありません。

　日経平均先物もプラスにはなったものの終日横ばいで、方向性が全く無く、市場参加者も上がるのか下がるのか自信の無さが表れた感じとなっています。

　今夜米国ではＡＤＰ雇用統計・ＩＳＭ非製造業景況指数・製造業受注指数・ＭＢＡ住宅ローン申請件数などの発表を控え、やはり動きにくい状況が予想されますので、今の段階での予想はしないほうが良いと思います。　昨日に引き続き非常に見通しの利かない状態です。　ごめんなさい。　本日は以上です。

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